意思疎通の問題

ご高齢の方が家族におられると家族やご友人の方々との意思疎通がしにくくなり、言った!、いや聞いていない!のトラブルまで起こってきます。

そこで病院に行ったら、老人性難聴と言われました。

この様なケースの場合にご家族にご配慮してほしい点を記載します。

老人性難聴は結論から言って、今現在の技術では、治療する術がありません。

そのため、①補聴器を装用して、少しでも聞こえを補っていきます。

補聴器を装用した効果は、人により大きく異なるのですが、早期装用する事により、聞こえの改善度も上がる傾向があります。

もし、装用する事をお考えだったり、少しでも現状を良くしたいとお考えでしたら、補聴器の早期装用をお勧めします。

また、補聴器で補える範囲には、限度があり、そのため、ご家族の方々にご協力いただけるのでしたら、お話しする際は、②合図をして注意を引いてからお話をしする。

大きな声で話すのではなく、③ゆっくり話し、一つ、一つを短く言う。

の三点をしていただくだけでも意思疎通は、非常にしやすくなります。

 

老人性難聴の基本
老人性難聴とは、加齢によって引き起こされる難聴です。

年齢を重ねるとどうしても音を聞く部分が徐々に衰えてしまい、聞きにくくなってしまいます。加齢によって視力が低下する老眼の耳バージョンが老人性難聴です。

老人性難聴の症状は、『高い音を中心に聞きにくくなる事』、『言葉が理解しにくくなる』傾向が強い事の二つがあげられます。

聴力としては、下図は私の診察結果、典型的な高齢者の老人性難聴となります。

診断結果

・感音難聴とのことです。

・特に高音が聞きずらい

・気導聴力は特に悪く、骨伝聴力はやや正常値の範囲幅が広い

 

感音難聴とは
感音難聴は、老人性難聴を理解するうえで、非常に重要な難聴です。
感音難聴とは、基礎難聴の一種で、全ての難聴は、感音難聴、伝音難聴のどちらかにわかれます。

この二つの違いは、耳のどこに障害が起こったかで、決まります。

そして、それぞれ症状も補聴器の効果も異なります。

 

耳の中には、外耳(がいじ)、中耳(ちゅうじ)、内耳(ないじ)と三つに分かれています。

外耳、中耳に何らかの障害が起こった場合は、伝音難聴。内耳に何らかの障害が起こった場合は、感音難聴です。

 

 

老人性難聴は、感音難聴と呼ばれる難聴の一種です。

そして、それにプラスして、老人性難聴の高音域の聞き取りにくさが加わります。

難聴には、その他、めまいや耳鳴り、耳が詰まった感覚などを訴えるケースがありますが、老人性難聴は、単に耳の聞こえが低下するだけのケースが大半で、これが老人性難聴の特徴です。

 

老人性難聴を改善させる
老人性難聴を改善するには、どのようにしたら良いのでしょうか?

それは、補聴器を装用する事となります。

ただし、あくまでもこちらは、耳鼻咽喉科を受診した際に老人性難聴と診断された場合になります。

もし、受けていないのであればまず耳鼻科を受診しましょう。

基本的に耳を改善させる場合は治療で治るなら治療で治す。

残念ながらできない場合、聞きにくさを感じているなら補聴器で改善させるという手順になります。

そしてここからが重要ですが、聞こえにくくなったと思って受診したら、病気ではなく単に耳垢が詰まっていただけだった。

ということもあります。

ですので、初めに状況を治療で治せるのか?という観点から見ていくことが重要です。

 

イヤホーン、ヘッドホーン難聴

耳の聞こえが悪いからといって、イヤホーンやヘッドホーンのボリュームを上げて長時間使用すると、イヤホーン、ヘッドホーン難聴を引き起こす危険性があります。

老人性難聴の場合は聞こえづらい、ボリュームを上げる、更に悪化する・・・と悪循環になります。

会話の意思疎通もさることながら、高齢者の楽しみにテレビがありますが、大音量にしてして見聞きしたのでは、家族に迷惑をかけますし、

ボリューム小さと聞こえなくて面白くないし、イヤホーンなら難聴をさらに悪化される心配があるし、他の音が聞こえない問題も生じます。

そのような問題点を解消するのが、テレビ用耳元スピーカーです。

ツインバード ワイヤレス耳元スピーカー AV-J343W
テレビの画面は見えるのに音声が聞こえにくい。

そんな時にあるとうれしいワイヤレス耳元スピーカー!首にかけるだけなので簡単!

◆テレビの音声を着て歩ける感覚です。

◆ボリュームを大きくしすぎてしまう心配もありません。

◆耳をふさがないので会話も可能です。

◆周囲の音も聞こえるので、そのまま移動しても安心です。

◆家事をしながらテレビの音を聞きたい人にもお勧めです。

◆高齢の方へのプレゼントにも最適です。

◆消し忘れ防止のオートオフ機能付きです。